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中国甲冑については、人々はよく知っているようで意外に知らないかもしれない。戯曲、絵、映画、ドラマなどによく出るが、あれは本当の姿ではない。本当の甲冑はいったいどういう仕組みになっていて、どうやって身に着けるのか、甲冑のことをもっともっと知りたくなった。甲冑に関する書籍はすでに数多く出されているけど、ほとんど専門用語が多く、かたい学術著書で、一般大衆は理解するのが難しい。また、王朝によって、資料がたくさん残っている時代もあれば、極わずかな資料しか残らない時代もある。秦始皇の墓の発見によって、研究者は豊富で信頼性の高い研究資料を入手することができた。一方、実物がまったく発見されなっかた時代もある。以上の原因で、甲冑を全面的に分析する書籍はほとんどない。
作者は大量の調査研究を踏まえて、専門家・学者の指導の下で、各王朝の資料に基づき、合理的に推測し、各時代甲冑の構造と着方をイラストで表現し、なるべく各時代の甲冑を全面的で生き生きとして読者に呈しようとしている。
陳大威、北京在住。
20世紀から美術デザインの仕事に従事し、中国最初のホームページデザイナーの一人である。作品は2002年3月号の『中国ホームページデザイン前線』に収録されている。
その後、ゲーム研究開発業界でデザインナーとして活躍。
2001年 北京華義聯合ソフト有限公司 デザイン監督。
2003年 SOHU,ゲーム開発デザイン主管、プロジェクトデザイン監督。
その後、フリーとして仕事を続けてきた。
作者はもともと軍事と歴史に大変興味を持っている、その上古代戦争を題材にするゲームのデザインを長年やってきて、中国の甲冑に夢中になっている。それと同時に、甲冑に関する知識とコンテンツを蓄積してきた。実際の仕事の中で、甲冑に関する資料の乏しさに気づいた為、本書を書くことにした。